陽心会グループの方針
当法人は昭和63年11月に那覇市大道にて医療法人陽心会を設立し「地域に根ざした地域のための医療」を目指して開業いたしました。
その後、大道中央第二病院(現:メディカルプラザ大道中央病院)、那覇市在宅介護支援センター辻町若狭、老人保健施設やすらぎの里、在宅総合ケアセンター陽心会、デイサービスセンター三原を設置し、地域の方々住み慣れた街で生活しながら、いつでも介護が受けられ、医療が必要なときは24時間365日最高の医療を受けられるようにし、さらに食事・介護の提供はもとより、医師や看護士、理学療法士、作業療法士、栄養士や薬剤師にいたるまで、慢性疾患病棟をサポートするスタッフをご自宅に出向させ、いざという時は急性病棟(ICU)で、高度の医療を行う体制を常に整えています。
特に時間を争う循環器を中心に強化し、胸痛を訴えた場合は、20分以内に大道中央病院の心カテ室で冠動脈を、バルーンあるいはステントで拡げる処置ができることを目標にしています。慢性疾患管理においては、糖尿病協会沖縄県支部を当院に置き、健康は自己で管理するものであるとの理念に基づきながら、徹底した指導を行っております。いずれにしても、自らが働けるようになり自宅に戻ってもらうこと、そして住み慣れた街のなかで、ご家族や知人とともにリハビリを行えるような医療環境をつくることが、当会の理念であり、目指しているところです。
そのため広い地域診療圏を設け、ご自宅に戻っても安心できる在宅サービスや、当法人が市4カ所に設置した通所リハビリ・通所介護施設で、心と身体のリハビリを受けていただくことで、より地域に根ざした親身な医療とケアを行っていきたいと考えております。さらに、街の中で気軽に医療と福祉について知っていただけるよう、天久のスーパーに当法人の案内カウンターを設け、タイムリーな医療情報を提供しております。
これからの展望は、モノレール安里駅を中心とした地域に安心できる医療体制を整え、この地域に多くの人々が住んでいただけるように、市行政と協力しながら住みやすく、良い街づくりに貢献することを計画しています。